豊橋中央高生らが農業体験

2005/04/17

生産者評価60点だった先生の 『実演』

 豊橋中央高校の2年生、 教諭合わせて約80人は16日午前9時45分から、 豊橋市野依町のJA豊橋第4事業所や近くのほ場で 「坊ちゃんカボチャを作ろう」 をテーマに農業体験を行った。 JA豊橋 (白井良始理事長) と豊橋市が進めている地元消費者体験事業として行われており、 今年で2回目となる。

 生徒らはバス2台に分乗し、 同事業所に到着。 同事業推進実行委員会会長でもある白井組合長は 「消費者の目が厳しくなり、 JAも安心、 安全な農産物のために努力を続けている。 これから定植作業を行いますが、 その後もほ場に足を運んで、 どのように成長したかを見てほしい」、 同実行委員会副会長の鈴木剛夫豊橋市産業部次長は 「農業は食べ物などを作るばかりではなく、 環境保全の役割も持っている」 とそれぞれあいさつした。
 
 「豊橋の農業は日本一」 のビデオを観賞し、 作業内容の説明を聞いてからほ場へ移動。 生産者の大竹福松さんから植え方の説明を受け、 先生の 『実演』 の後生徒らも土を掘って苗を植えた。 1人3本をなれない手でスコップを使って定植。 おそるおそるだった生徒も次第に要領をつかみ、 あいている個所に場所を移動して植えていく。

 黙々と作業を進めていた橋本知世さんは 「手で1つひとつ植えるのは時間がかかりますが、 その分だけ愛情を感じることができました。 自宅が近いので成長の様子を楽しみに見に来ます」 と笑顔で話した。

 収穫は7月に行われる予定。

2005/04/17 のニュース

生産者評価60点だった先生の 『実演』

有料会員募集

今日の誌面

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP