動物医薬事業が好調

サーラコーポが連結業績を発表

2016/04/08

 サーラグループ上場3社の再編を決めたサーラコーポレーション(豊橋市駅前大通1、神野吾郎社長)は7日、2016年11月期第1四半期(2015年12月~16年2月末)の連結業績を発表した。暖冬によるLPガス販売量の落ち込みなどが響き、減収減益となった。

 主力のガス事業では、販売量の減少に加え販売価格も低下して減収減益。建設・土木・設備事業も完成工事が減少したことにより、売上高と利益を下げた。フォルクスワーゲンの排ガス不正問題の影響が残る輸入車販売事業でも、販売台数が減少した。

 好調だったのは動物医薬事業。食肉の市況価格が高値で推移したことから、養豚・養牛関連の販売が伸びた。

 その結果、売上高303億4200万円(前年同期比10・0%減)、営業利益14億8700万円(同13・8%減)、経常利益15億2000万円(同13・0%減)、四半期純利益8億8600万円(同10・5%減)となった。

 7月に行われる上場3社の再編により、同社はグループ内の40社を傘下に収める。再編後の業績予想は7月を予定している。

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