平安貴族の文化を肌で触れる 藤ノ花女子高校が十二単講座

2005/06/15

生徒たちが見守るなかですすめられた着付けの様子(藤ノ花女子高校で)

 豊橋市老松町の藤ノ花女子高校(伊藤邦彦校長、生徒数1104人)は14日、2年生普通科の生徒を対象に十二単講座を開いた。生徒たちは、平安貴族の文化を肌で触れていた。

 古典の授業の一環で、平成11年度に始まり、今回で7回目。講師は小林豊子きもの学院の川崎豊鶴さんら4人が訪れた。

 講座には、生徒約100人が出席、モデルは西田花織さん(16)が務めた。白色の小袖と紫の長袴(はかま)姿に化粧をして登場すると、講師たちが萌葱(もえぎ)色の「単」の上に桜の模様が入った着物「五衣」、「打衣」「表着」などを重ね、裳(も)を結んだ。生徒たちは着付けの様子をじっと見入り、解説を聞きながら終了まで見守った。着付けが終わると記念撮影をし、興奮した様子で西田さんを囲んだ。

 西田さんは「去年、先輩の姿を見て、あこがれていた。とても重いけど、うれしい。いい思い出になりました」と笑顔で話していた。

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