東三河データファイル 

プロファームで農家を支援

【チャレンジ!】豊橋から全国へ、アグロ・イノベーション出展/プロファーム事業ートヨタネ

2017/02/08

 東海日日新聞社運営の「東三河データファイル」に参画するトヨタネ(川西裕康社長)。本面では、昨年12月に同社が出展した「アグロ・イノベーション2016」の様子を伝えながら、同社が取り組むプロファーム事業を紹介する。


 農業生産と青果物流技術、サービスの専門展示会「アグロ・イノベーション2016」(日本能率協会主催)は、昨年12月中旬に東京ビッグサイト(東京国際展示場)で3日間開かれた。新たなビジネスパートナー探しや多方面からの意見交換を目的に出展しており、5回目となる今回も農業における革新的・先進的な取り組みを紹介する農業ICTスマートアグリゾーンに出展した。

 同社ブースでは、同社が自動車部品メーカーのデンソーと共同開発した環境制御システム「プロファーム」を中心に、培地管理システム「ココバッグ」、除菌フィルター「まくりーんシステム」などを展示。「くまもと実証圃場ツアー」はカメラゴーグルを装着するとプロファームを導入する熊本の圃場の様子を目線に合わせ360度バーチャルに体験できると注目を集めた。

提案から栽培指導までトータルに

 同社展示の中心であるプロファームは、温度や湿度、CO2濃度、日射量といった変動要因を管理し作物に最適な環境を作り出すハウス内環境統合制御装置。同コントローラは昨年7月に正式発売されたが、現在バージョン5となり、今まで以上に湿度や冠水管理が精密になった。「日本は1日の気候の変動が大きいが、細かい設定を加えることでより栽培管理の精度が高まる」と、同社施設部施設栽培課の田頭克哉さん。現在、トマト農家を中心に全国約120件の導入があるが「今後は各地の試験農場などで研究を進めながらバージョンアップし各地域に合わせてより精密に完成させていきたい」と意欲を燃やす。

 同会場ではプロファームコントローラに加え、クラウド上でデータ管理しパソコンやタブレットなどでハウスの環境をモニタリング・遠隔操作できるプロファームモニタも紹介。

 同社ではただ単に同装置を販売するだけでなく、導入への提案から勉強会、導入後の栽培支援までをトータルに行うことをプロファーム事業と位置づけている。田頭さんは「プロファームの目的は高品質、高収量、省エネだが、省エネに関して言えば、経営者として毎日奔走しながらハウス内を行き来しなければならなかった農家さん自身の省エネにも貢献。導入したおかげで時間に余裕ができたと喜びの声をもらうことも多い。今後は各地の試験農場などと研究を進めながら各地域に合わせて、より精度を高めていきたい」と話していた。

 地域農家を支援し国内農業の発展を支える同社では、今後もプロファーム事業のように、農家の要望に応え、問題解決につなげるようなソリューション提供をしていく。

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