「ハードル上げすぎずに」

ムスリムおもてなし―基調講演でサラさん/蒲郡で観光関係者対象にセミナー

2017/02/10

 イスラム教徒(ムスリム)の訪日観光客の受け入れ態勢を整えるため、県内の観光関係者を集めた「ムスリムおもてなしセミナー」が8日、蒲郡市民会館で開かれた。宿泊施設や飲食業者など約80人が参加した。

 セミナーでは、宗教法人名古屋モスク渉外担当理事のサラ・クレシ好美さんが「多様性」をキーワードに基調講演を行い、ムスリムとしての見解を述べた。

 「イスラム教徒は珍しい人たちではない」とし、食品の禁忌についても人によって見解は様々で、豚肉は禁忌食品だが、加工品のゼラチンや乳化剤は良しとする人もいるという。個人が判断できるように、料理の原材料を示すピクトグラム(絵文字)の活用を提案。受け入れ側は「ハードルを上げすぎないでほしい」と訴えた。

 県は昨年初めて、名古屋市内で同セミナーを開いた。東南アジアからの訪日観光客が増加し、また2026年の夏季アジア競技大会の開催地が名古屋市に決まったことなどから、受け入れ態勢の充実を図っている。

2017/02/10 のニュース

ムスリムについて説明するサラさん(蒲郡市民会館で)

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