環境負荷低減「題材まだある」

愛知環境賞銀賞受賞の紅久商店/表彰式で三浦専務抱負

2017/02/20

表彰式で賞状とトロフィーを受け取る三浦裕司専務(紅久商店提供)

 2017年愛知環境賞で銀賞を受賞した、豊橋市神野新田町の金属リサイクル業「紅久商店」(三浦圭吾社長)は、16日に名古屋市内のホテルで行われた表彰式に出席した。

 同社の三浦裕司専務が、大村秀章知事と環境パートナーシップ会長の水野明久氏から賞状とトロフィーを受け取った。

 三浦専務は「我々の業種の周辺には、従来の概念を超えて新たな発想を導入することで環境負荷を低減できる題材がまだあると思う。今後もそのことに目を向け、高品質なリサイクル原料をつくり出していきたい」と受賞の喜びを語った。

 同賞は、資源循環や環境負荷の低減に取り組む企業や団体を表彰するもの。

 同社は「小型家電および金属リサイクル事業における金属とプラスチックの分離をほぼ完全に行う業界初の乾式ライン」の事例で受賞。破棄された小型家電などについて、金属とプラスチックを高精度に分離する独自仕様の設備を組み合わせた選別ラインを開発し、再資源化率を向上。環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献し、業界をリードするとして高い評価を得た。

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