世代間交流通しプラスの効果期待

児童精神科と高齢者通所リハビリの複合型/里童こころと育ちのクリニックがオープン

2017/04/11

 高齢者の機能回復訓練などを行う通所リハビリテーション施設と、児童精神科の複合型クリニック「里童(さとわらべ)こころと育ちのクリニック」が、豊橋市吉川町にオープンした。発達障害児とその保護者、高齢者がふれあい、双方へのプラス効果を引き出す新しいスタイルとして、注目が集まる。

 1階は、要介護や要支援の高齢者通所リハビリ施設。介護士、看護師、理学療法士などの専門職員が対応する。

 2階は、18歳までを対象とする児童精神科クリニック。言語聴覚士や臨床心理士、音楽療法士などによる個別対応や、少人数のグループプログラムも行う。

 同クリニックの児童精神科医・福原里美院長(45)は開業前、豊橋市のこども発達センターに勤務。夫で同クリニックの福原寛和事務長(46)は、介護部門責任者の経験を積んできた。利用のしやすさや、世代間交流を通して、発達障害児の親も楽になってほしいという思いなどを込め、同クリニックを立ち上げたという。

 市こども発達センターの初診待機期間は9~10カ月。同クリニックでも9月まで初診予約が埋まった。里美院長は「発達障害児は、より早い段階で支援介入があれば予後が良い」と指摘。「専門職がチームを作って一人の子どもに対応し、診察だけでは見えない部分を多角的に見て、支援策を考えていきたい」と話した。

2017/04/11 のニュース

新しいスタイルのクリニックをオープンさせた福原夫妻(豊橋市吉川町で)

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