尊い命の記憶次世代へ

恒久平和への思い新たに/新城市で第1回平和祈念式典

2017/07/30

 第1回新城市平和祈念式典(新城市主催)が29日、新城文化会館で開催され、多くの市民が参列し恒久平和を誓った。

 式典は、同市が市制10周年を迎えた2015年10月に「平和都市宣言」を制定したことを踏まえ、戦争の悲惨さと犠牲となった尊い命の記憶を次世代に語り継いでいこうと開催された。

 式典で、穂積亮次市長は「平和のための行動を積み重ねていく市民でありたい」とあいさつ。関係者代表による献花が行われた。

 式典後、市民発表「身近な人の戦争体験を取材して」(八名郷土史会の安形茂樹氏)と講話「被爆体験伝承講話」(広島平和記念資料館被爆体験伝承者・若山隆英氏)があった。

 安形氏は「体験者は90歳を過ぎ、待ちの姿勢での取材は限界」と、精力的に取材した貴重な体験話を記録に残している。この日、その中の一部を涙ながらに紹介。「今の平和は戦争体験者の悲しみの上にある」と語った。

 若山さんは戦争までの歴史や原子爆弾開発の経緯などを説明。9歳で被爆し、親族10人をすべて失った御堂義之君の体験と苦しみ、その後の生き様を通して、平和を訴えた。

 最後に、参列者全員で「新城市平和都市宣言」を唱和した。

2017/07/30 のニュース

戦没者の御魂を追悼し平和を願って献花(新城文化会館小ホールで)

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