生活再建―費用負担の課題直面

豊橋など竜巻突風被害から1週間/台風シーズンにぬぐえぬ不安

2017/08/14

 台風5号接近で、豊橋市や豊川市で発生した竜巻とみられる突風被害から、14日で1週間を迎える。住宅が全壊した被災者は、生活再建を急ぐも修繕費用の負担など、直面する課題に頭を悩ます。

 豊橋市前芝町に住む臨床検査技師、宮本則央さん(59)は、築24年の2階建て木造住宅の屋根や玄関ドアが、突風で吹き飛ばされた。直後に地元同年会のメンバーたちが駆けつけ、ビニールシートで破損部分を覆う作業をしたが、住める状態ではない。娘の住む家で寝泊まりしつつ、空いた時間に片付けなどに取りかかる。

 「修繕するか、新築にするか、悩むところ」と、風雨にさらされ、シミができた壁に目をやる。ざっと見積もった修繕費用は2000万円。一部の柱にはゆがみも確認され、費用が増える心配もある。修理費は現状自分で賄うしかない。また、この家を手がけた大工は他の物件に取りかかっており、早くても修理は10月になるという。「今からの台風シーズンを乗り切れるか」と不安を隠せない。

 同市は13日までの3日間、前芝町や高洲町で各種相談窓口を開設。被害に遭った計50人ほどが訪れた。公的支援を受けるのに必要な罹災(りさい)証明に関する説明や、農業被害の相談窓口に、多くの人が訪れた。

2017/08/14 のニュース

住宅の片付けを進める被災者(豊橋市前芝町で)

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