豊橋で広小路３丁目Ａ街区に建設される高層複合マンションの起工式

2005/09/22

高津理事長をはさんで工事の無事を祈願した早川市長、原議長、佐藤会頭、神野代表ら

　豊橋市広小路３丁目Ａ街区に建設される高層複合マンションの起工式は、２１日午前１０時から行われた。広小路３番目の同マンションは、鉄筋コンクリート造り１８階建て。５２戸の分譲と１階部分に店舗を配置、２年後の０７（平成１９）年７月の完成を目指す。

　建設するのは、同Ａ―１地区優良建築物建設組合（高津政義理事長）で浜松の賛同人建築研究所（大澤稔所長）が、総合コンサルタントを手がけ、中部ガス不動産が居室の企画販売を請け負う。建設工事は竹中工務店が担当する。

　起工式で神事を行い、工事の安全を祈願した。引き続き直会で高津理事長は「地権者１１人で都心居住の可能性について学習会を始めてから満１０年かかって昨年７月に中部ガス不動産と開発契約を結んだ。健康的で明るく楽しいゾーンにしたい」と希望を語った。

　来賓の早川勝市長、原基修議長、豊橋商工会議所の佐藤元彦会頭らが「行って遊んで住みたくなるまちになってほしい」と期待を込めて祝辞を述べ、サーラグループの神野信郎代表が「デベロッパーとして責任がある。立派なものを完成したい」とあいさつした。

　同マンションは、中心市街地活性化基本計画に基づき、同市の補助金を含めて総額１５億円で建設する。敷地１０５２平方㍍に鉄筋コンクリート１８階建て、延べ床面積６８１２平方メートル。東海地震に備えて免震装置を導入している。名称は検討中。