自然の中で演奏と語り

新城で笛の盆「いのちの宴」野田城伝/日本文化に観客魅了

2017/09/03

 笛の盆「いのちの宴」野田城伝(同実行委員会主催)が2日、新城市豊島の野田城址で開催され、篠笛(しのぶえ)と語りが観客を魅了した。

 同イベントは今年が6回目。第1部「野田城古の宴」では、篠笛、和太鼓、三味線などの和楽器が演奏された。第2部「語りと篠笛のコンサート」では、篠笛の透き通るような音が城址に響く中、田中ふみえさんが、同城を攻めた信玄が笛の音に耳を傾け火縄銃に撃たれたという伝説を語り、観客を戦国の時代へと導いた。

 出演4回目の名古屋市の和太鼓集団「TSUWAMONO彩(さい)」の鈴木哲朗代表(55)と七原典子さん(59)は「毎年楽しみにしている。美しい自然の中で演奏できて幸せ」と語り、みごとな演奏を披露した。

 松田仁代表(67)は「何十年か先を視野に入れ、凜(りん)とした日本文化を伝えていきたい。いつか長篠城から野田城までの伊奈街道を、笛と踊りで歩くイベントをやりたい。笛の盆はその布石」と夢を語る。

 同実行委員会は、毎年3回、鳳来寺山仁王門、野田城址、長篠城址で語りと篠笛コンサートを開催している。最後を飾って、10月8日、長篠城址で「月見の宴」が開催される。

2017/09/03 のニュース

和太鼓を演奏する鈴木さんと篠笛の七原さん(新城市豊島の野田城址で)

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