丸山薫賞が決定

井川博年さんの「夢去りぬ」/豊橋で来月20日贈呈式/「詩の魅力たっぷり」選考委員

2017/09/13

 豊橋市は12日、現代詩集が対象の丸山薫賞に井川博年さん(76、東京都)の「夢去りぬ」(思潮社)を選んだと発表した。贈呈式を10月20日にホテルアソシア豊橋で行う。

 現代詩を代表する同市ゆかりの詩人・丸山薫(1899~1974)の業績をたたえ、没後20年にあたる1994年に創設。24回目の今年は昨年度に刊行された詩集188冊を対象に、詩人らによる選考委員が審査し、井川さんの受賞が決まった。

 井川さんは松江工業高校卒業後、様々な職業を経て現在は建築設備設計事務所を経営。仕事の傍ら詩作を続け、これまでに7冊の詩集を刊行。「そして、船は行く」で第2回山本健吉文学賞を受賞した。

 選考委員の1人、菊田守さんは受賞作について「長い詩歴を持つ詩人の生きた人生をさりげなく書いているように見えるがそうではない。詩の魅力をたっぷり詩集の中に盛り込んでいる」と評価。井川さんには正賞(盾)と副賞(100万円)が贈られる。

 少年時代から丸山薫に憧れていたという井川さんは、受賞の知らせに「丸山薫先生のお名前を冠した文学賞を、先生の故郷の豊橋市からいただけるというのは、私にとっては夢のようであり、最高の喜びです」とコメントした。

2017/09/13 のニュース

井川博年さんの詩集「夢去りぬ」(豊橋市提供)

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