ともしびが照らす思い 広がる感動

豊橋医療センターでルミナリエセレモニー/5回目 今年も静かに盛大に

2017/09/15

 豊橋市飯村町の豊橋医療センターで13日夜、がんで亡くなった人を偲び、今闘っている人をたたえてキャンドルをともすルミナリエセレモニーがあった。100人以上が集まり、揺れるともしびに思いを巡らせた。

 「いつか逢えるとわかっていてもやっぱり逢いたい」「感謝」「強い精神見習うよ」。様々なメッセージなどを書き、中にキャンドルを灯(とも)して1階ロビーに並べた紙袋は224個。同病院の職員や患者、家族、友人などによる思いを込めたルミナリエバッグだ。

 看護師らが「アメイジング・グレイス」などをしっとりと歌い上げ、会場は感動に包まれた。

 ルミナリエを同病院で開くのは今年で5回目。2013年9月、同病院の緩和ケア病棟に入院していた小林祐子さん(享年50歳)が開催を熱望したことから実現。小林さんはその4カ月後に他界したが、その後も毎年セレモニーを続けてきた。

 長年緩和ケアに携わってきた佐藤健副院長(59)は「年々セレモニーは大きくなっている。看護師長などが広めてくれたおかげ。これを通じてみなさんと心の触れ合いができれば」と期待。がん征圧を目指すチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン(RFLJ)東三河」で実行委員を務める、小林さんの夫、良紀さん(65)は「妻はこのルミナリエを1度しか見られなかったが、今年も盛大で喜んでくれているはず」と静かに話した。

 これらのルミナリエバッグは、9月30日から10月1日にかけて豊川市諏訪3の市総合体育館前広場で行われるRFLJのルミナリエでも並ぶ。

2017/09/15 のニュース

思いを込めたメッセージ(豊橋医療センターで)

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