三河港でテロ対策訓練

セーリングW杯など見据え連携強化

2017/09/16

 セーリングワールドカップや東京五輪の開催を前に、関係機関が三河港の治安維持を図る「三河港テロ対策合同訓練」が15日、蒲郡市海陽町の海陽ヨットハーバーで行われた。豊橋署や三河海上保安署、豊橋税関支所、入国管理局など7機関73人が参加。不審船の摘発や、爆発物処理の訓練などを行って非常時に備えた。

 訓練は、不審な小型船が海上に現れて逃走、陸上ではテロリストの疑いがある不審者が爆発物のような物を所持して暴れる想定で行った。海上では、豊橋署や三河海上保安署などの船で不審船を追跡して摘発。陸上では刃物を持った不審者を制圧し、処理班が爆発物の移動や処理を行った。

 蒲郡市では、10月にセーリングのワールドカップが開催される。訓練の参加機関は、世界各国から関係者が集うW杯や、2020年の東京五輪を見据え、合同訓練を実施。港から入国する際の手荷物検査の手順なども確認して、各機関の連携を深めた。

 三河港には、年間で約1万3000隻の船舶が入港する。各機関は今月12日に、テロリストが入港する情報を各機関で共有する「情報伝達訓練」も行った。三河港港湾危機管理担当官である、豊橋署の駒木啓司署長は「テロを未然に防ぐ心構えを持って対応にあたってほしい」と訓示を述べた。

2017/09/16 のニュース

不審者を制圧する捜査員ら(海陽ヨットハーバーで)

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