広がりみせる支え合う地域づくり

豊橋・つつじが丘校区「きてみてひろば・つつじ」誕生/超高齢化の波―仲間作りや自立の一助に

2017/09/28

 豊橋市つつじが丘校区に、地域住民が気軽に集い、交流することを目的とした〝まちの居場所〟が、27日に誕生した。事前の呼びかけが功を奏し、第1回目が開かれたつつじが丘校区市民館には24人が訪れた。校区や町内単位で開設されるようになってきた〝まちの居場所〟が、つつじが丘校区で「きてみてひろば・つつじ」としてまた新たに開設され、支え合う地域づくりをめざす動きはいっそう広がりを見せているといえそうだ。

 午前10時から始まった2時間ほどの集いで、あいさつに立った平良宏之会長は「いったい何をするのかな?といった思いで今日来られた方もいると思います」と冒頭。「住み慣れたまちで元気で暮らし、楽しく集う場があり、そこで友達ができたらいいですよね。そんな思いからつくりました」と参加した人たちにていねいに趣旨を説明した。

 その後、音楽療法士を招き、脳を活性化するといわれる動きを実践。音楽に合わせて、歌ったり、体を動かしたりして1時間ほどを過ごした。休憩をはさみ、今度は4つほどのグループに分かれておしゃべりタイム。参加者はもちろん、平良さんをはじめとする「きてみてひろば・つつじ」の運営に従事するメンバー12人も話の輪に加わり、初対面の人は自己紹介を、すでに見知った人も、あらためてお互いのことを話し合った。

 参加した男性(75)は「超高齢化の時代。年をとっても自立した生活を送るためには、外に出た方がいい。こういう場があるのはとても良いこと」と感想。お向かい同士という、ともに80代の女性二人は、誘い合ってやって来たとのこと。話が弾み、終了の時間になると「この続きはまた次来た時にするでね」と、笑顔で会場をあとにした。

 「きてみてひろば・つつじ」の立ち上げから運営に関わったのは、同校区内の佐藤3丁目の自治会長を務める平良さんや民生委員、市つつじが丘地域福祉センター職員、校区の有志ら10数人。開設にあたっては、市内のまちの居場所を見学したり、運営者に助言をもらって準備を進め、この日を迎えた。

 今後は、月に1回開催する予定で、いずれは、「きてみてひろば・つつじ」を中心として、校区にある町内単位でのより細やかな居場所開設にもつなげたいとしている。

2017/09/28 のニュース

参加者と話をする平良会長(豊橋市つつじが丘校区市民館で)

音楽に合わせて声を出し体を動かす参加者(同)

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