検察・弁護側に分かれ討論

県弁護士会東三河支部/弁護士らが出前授業/豊橋・牟呂中

2017/10/04

 愛知県弁護士会東三河支部(豊橋市大国町)の弁護士らによる出前授業が3日、同市神野新田町の牟呂中学校(伊藤昌典校長)で、3年生を対象に実施された。

 県弁護士会法教育委員会は、要請に応じて小・中・高校へ弁護士を派遣。生徒参加型の出前授業を行っている。同支部は2012年から昨年度末までに、東三河(豊橋・豊川・田原・蒲郡市、東栄町)の中高計10校で派遣実績がある。

 今回の講師は、松下法律事務所の伊東正裕弁護士ら6人。生徒代表の3人と弁護士による模擬裁判の実演後、検察官班・弁護人班に分かれたグループ討論が行われた。

 模擬裁判は、コンビニエンスストアで現金約10万円を奪い、店長を殴って骨折させたとして、強盗致傷罪でカラオケ店アルバイト店員が起訴された設定。

 生徒らは検察官と弁護人の陳述、被告人質問などから、検察官班は有罪、弁護人班は無罪の理由について意見を述べ合い、班ごとに発表した。

 6日に再度出前授業が行われ、裁判官役の生徒3人が模擬判決を発表。裁判員として、生徒たちが班に分かれて模擬評議を行う。3年2組の家田帆乃香さんは、「初めて裁判官役を経験して面白かった」と笑顔を見せた。

 伊東弁護士は、「弁護士と触れ合いながら、裁判員制度に対して理解を深めてほしい」と訴える。担任の神村浩一教諭は、「生徒にとって身近ではない裁判や政治について、考えたり勉強したりするきっかけになれば」と話した。

2017/10/04 のニュース

弁護士を交えて討論する生徒たち(豊橋市・牟呂中学校で)

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