各候補 支持拡大図る

中盤情勢―14、15区とも総力戦/自民 手を緩めず―野党 追撃に手ごたえ

2017/10/16

 衆院選(22日投開票)は早くも後半戦に入り、東三河の愛知14、15区では各陣営が全力を挙げて選挙戦を展開。1週間後の勝利を目指し、懸命に支持拡大を図っている。

 ■愛知14区
 共産新人の金原信之候補(57)は、運動員として携わった前回衆院選を比較して「(有権者の)反応が良い」と話す。今回から選挙区になった幸田町でも「頑張って」と激励されたという。陣営幹部は「安保法制廃止を訴える共産党に期待が高まっている」とし、今後ビラ配りや電話作戦を強化する方針だ。

 連日早朝から駅頭などに立つ自民前職の今枝宗一郎候補(33)。持ち前のフットワークの軽さで、広がった選挙区をくまなく訪問。夜は複数の会場で個人演説会を開き、丁寧に支持を訴える。陣営が目指すのは断トツの完全勝利。河野太郎外相の豊川入りも控え、陣営は終盤戦に向かい緩むことなく走り抜ける勢いだ。

 希望新人の田中克典候補(43)の陣営は、政界引退した鈴木克昌前議員のころからの支援者と、民進党最大の支持団体の連合から派遣された若手スタッフで構成される。実務は組合員らが手際よく切り回し、後援会関係者は「本当によく動いてくれる」と舌を巻く。劣勢が伝えられる中でも逆転を信じて意気は高い。

 ■愛知15区
 自民前職、根本幸典候補(52)の陣営は初めて公明党の正式な推薦を受け、厚みを増した支援組織の票固めに力を注ぐ。企業・団体を回り、連夜4~6カ所で個人演説会を開く。国土交通政務官在任中に浜松三ケ日・豊橋道路が国直轄事業となった実績などを訴え「恥ずかしくない票での勝利」(陣営)を目指す。

 若いスタッフが多い希望新人、関健一郎候補(39)の陣営ではフットワークよく選挙活動を展開。ある幹部は「個人演説会の参加者数が増えてきている」と手ごたえを話す。それでも「前職は強い」。相手候補の背中が見えてきているとの認識で、後半戦に向け「奇手はない。地道に候補者本人を見てもらうしかない」。

 共産新人の野澤康幸候補(29)の陣営では、憲法改正に反対する若者や女性に強い手ごたえを感じている。中小企業労働者の生活は苦しく、安倍首相の政治手法への不満も根強いという。厳しい戦いが続く中、「今回は主義が一貫している共産に」との声を追い風に、政権批判の受け皿になりたい考えだ。

2017/10/16 のニュース

愛知14区の選挙ポスター掲示板

愛知15区の選挙ポスター掲示板

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