実証プロジェクト本格始動

AI利用ケアプラン策定で豊橋市全国初/ケアマネ対象に講習会

2017/10/25

 人工知能(AI)を利用して介護サービス計画(ケアプラン)を策定する全国初の実証プロジェクトが、豊橋市で本格始動する。ケアマネージャーを対象に24日、講習会があり、データ入力の手順を確認。各施設で来年2月まで研究を続け、効果を検証する。

 AIによる自立支援型ケアマネジメントの開発・実用化を手掛けるシーディーアイ(東京)と市は今年7月、介護現場でのAI活用に向け実証研究を行う協定を結んだ。

 市が匿名加工した過去8年間の介護保険データ10万件を使い、シーディーアイが開発したAIが学習。改善があったケアプランはもちろん改善しなかったケースも「反面教師」として学び、策定方法を習得する。AIがケアプラン案を実際に作り、利用者の個別状態に合わせてケアマネジャーが調整した上で介護サービスを提供する。

 24日に豊橋サイエンスコアであった説明会には、市内の高齢者施設からケアマネージャー34人が参加。パソコンとタブレット端末で、要介護認定項目に沿って身体状態をAIシステムに入力する手順を学んだ。

 来年2月までかけて、ケアマネージャーの負担軽減や利用者の身体の改善度合いなどの効果を調査。来年4月に東三河8市町村の介護保険者統合を控え、市は東三河広域連合でのAI活用も想定している。

2017/10/25 のニュース

ケアマネージャーがAIの操作方法を学んだ講習会(豊橋市西幸町の豊橋サイエンスコアで)

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