共感の輪広げ支持勝ち取る

新城市長選挙振り返る/4期目当選 安堵の穂積氏

2017/10/31

 4期目の当選を決めた穂積亮次氏は、安堵(あんど)の表情を見せた一方で「最後まで得票の流れが読めない選挙だった。市民の関心が低く難しさを感じた」と振り返った。最終結果は穂積氏が1万3461票を獲得。山本拓哉氏が8246票、白井倫啓氏は5648票となり、8年前とほぼ同じ構図だった。

 今回の新城市長選挙は、衆院解散・総選挙の陰で関心の低さが懸念され、大きな争点もなく有権者の市政離れが目立った。ただ、新たな試みとなった公開討論会や合同個人演説会では、立候補3者が各地区を回り政策論争を繰り広げ、熱心な支持者を中心に興味の輪を広げるなど一定の成果を得た。

 穂積氏は「(4年前と)同じ轍(てつ)は踏まない」と市内全域を歩き続け、3期12年で培った基礎をもとに、共感の輪を広げ多くの支持を勝ち取った。

 投開票から一夜明けた30日には「今後4年間で新しい地方創生の礎を築く。次の世代へ引き継げるように、使命感を持って市政運営に取り組む」と述べ、自身の集大成ともいえる4期目を見据えた。

「公約実現へ責任感強く」/穂積亮次氏らに当選証書付与

 任期満了に伴う新城市長選挙の当選証書付与式は30日、新城市役所東庁舎で行われ、4期目の当選を果たした穂積亮次氏(65)に、同市選挙管理委員会の渡邊正博委員長から当選証書が手渡された。

 渡邊委員長は「台風の影響で投票率低下が懸念されたが、告示前の公開政策討論会や合同個人演説会により市民の関心は高まった。これまで以上に市政運営へ邁進(まいしん)し、有権者の期待と信頼に応えてほしい」と述べた。

 穂積氏は「市民の暮らしに触れ、改めて地域の実情を知った。強い責任感を持って公約を実現し、市職員の意見を聞きながら真摯に取り組みたい」と話した。

 23人が定数18を争った市議会議員選挙では、2166票を獲得した佐宗龍俊氏(53)がトップ当選。「多くの支持を得て責任とやりがいを感じる。人口減少など市民の思いに応えていきたい」と意気込んだ。

2017/10/31 のニュース

4期目の当選証書を受け取る穂積亮次氏

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