母校のさらなる発展へ

卒業生14万3000人超―国内外各界で活躍/OB芸術家作品ずらり 全国総会・懇親会盛大に/豊橋で愛知大学同窓会創立65周年全国総会

2017/11/05

 愛知大学同窓会は今年で創立65周年を迎えた。卒業生はすでに14万3000人を超え、国内外の各界で活躍する人材を輩出し、これまでに揺るぎない「愛大ブランド」を築きあげた。4日に豊橋市内のホテルで開いた総会には全国から多くの同窓生が参加。旧交を温めつつ、母校のさらなる発展に一致結束することを誓い合った。

 大学の設立から数えて71年。伝統ある大学の同窓会は全国58支部、海外6支部があり、職域や業種、サークル、体育系を主体に96部会が活動している。

 同窓会の節目の年を祝って、建学の地である豊橋校舎(同市町畑町)の記念会館で行われたイベントには、芸能分野の第一線で活動する卒業生らが駆け付けた。

 人気タレントで歌手のつボイノリオさんは、ラジオで聞かせるのと同じ軽妙な語り口で観客を沸かせた。ともに落語研究会出身の真打、柳家燕弥さんと立川小談志さんは「愛大寄席二人会」と銘打ち、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。歌手のイザナギTAROさんによるミニコンサートでは、透き通った歌声で観客を魅了した。

 卒業生の水野宗徳さん原作の青春映画「おっぱいバレー」の上映会も行われ、盛況だった。

 記念館では「愛大OB芸術祭フェア展」を開催。写真や絵画の分野で活躍する卒業生の作品がずらりと並んだ。

 戦後を代表する写真家、東松照明(とうまつしょうめい、1930~2012年)が撮影したアフガニスタンの写真をはじめ、愛大オープンカレッジやNHK文化センター豊橋で講師を務める八木祥光さんによるモノクロ写真、独自の視点で日常を捉えた鈴木智明さんの作品、山本宏務さんが手がけた祭りの写真、一流のソリストと三河地域の市民でつくる合唱団が共演した「三河市民オペラ」を本紙写真記者の新村猛さんが記録した舞台写真を展示した。

 愛知大として初の名誉博士号を授与された日本画家、平松礼二さんの特別展に合わせ、山口恵里子さんが描いた愛大公館の油彩画や、大岡立さんによる著名人の似顔絵が飾られ、熱心に見入る人の姿も見られた。

 学生会館前広場ではチャリティーバザーを実施。東三河や南信州(長野県南部)の農産物をお値打ちな価格で販売し、買い求める人たちでにぎわった。

 豊橋校舎では4日から2日間の日程で、毎年恒例の学園祭「愛大祭」も始まった。野外特設ステージでのパフォーマンスや各サークルの研究発表が行われ、キャンパス内は在校生を含め大勢の人でにぎわいを見せた。

 同窓会の全国総会・懇親会は夕刻からロワジールホテル豊橋で開かれ、約1200人が出席し、大きなホールがいっぱいになった。

 三河伝統の手筒花火の映像と三味線の演奏で開会。土井義昭・同窓会長はあいさつの中で、豊橋校舎の地域政策学部に来春開設される「食農環境コース」について「将来的には学部、さらに悲願とする総合大学へつながることに期待したい」と述べた。来賓として出席した川井伸一・愛知大学長は「同窓会と一緒に大学を発展させていきたい」とした。

 同窓会から大学に、昼間のチャリティーバザーの売り上げ18万2000円を贈呈。学生支援に役立てられるという。

 稲葉正吉・蒲郡市長の音頭で乾杯し、出席者たちは学生時代の思い出話に花を咲かせ、お互いに近況を報告し合った。

 アトラクションでは、愛知大応援団が気合あふれる演舞を披露。チアリーダー部の華やかなダンスとともに会場を盛り上げた。学生歌や寮歌を合唱し、全員で母校愛を高めた。

 このほか奥三河を拠点に活動する和太鼓集団「志多ら」が勇壮な演奏で盛り上げ、ジャズオーケストラ「ブルースターズ」と「ビッグラバーズオーケストラ」によるミニステージがムードを演出した。1等10万円の旅行券などが当たる大抽選会もあった。

2017/11/05 のニュース

関係者による鏡開き

出席者全員で乾杯

チャリティーバザー

歌声を披露したイザナギTAROさん

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