2人が英検1級に合格

「ニュースなどで専門知識を」/御津高国際教養科

2017/11/26

 御津高校(木藤政美校長)国際教養科の生徒2人が、10、11月に行われた実用英語技能検定(日本英語検定協会実施、文科省後援)いわゆる「英検」で、最高レベルの1級を取得した。英語学習者なら誰でも憧れる超難易度の資格取得。次ぐ準1級にも10人が合格しており、「グローバルな人材」の育成を目指して力を入れる同校の英語教育に注目が集まる。

 1級に合格したのは3年生の田中真緒さん(18)と2年生のサミン・アールジェイさん(16)。田中さんは小学生の5年間をアメリカで過ごし、小6の夏に帰国。御津中を経て同校に進学した。バトン部に入部し全国大会に出場するなどの活動をする一方、得意な英語を磨いて2年時に英検1級に初挑戦。1次試験の筆記リスニングは合格したが2次試験の面接形式のスピーキングで不合格となり、努力を重ねて3回目の今回合格した。

 サミンさんは小4でフィリピンから来日。日本語も全く話せない中、英語も並行して学習した。田中さん同様、御津中から同校に進学。バスケット部に所属する。今回初めての受験で合格した。

 英検1級は帰国子女でも容易に合格できないことで知られる。英語力に加えて、様々な分野の知識や作文力、自分の考えをまとめて話す力などが必要だからだ。そのため2人が口をそろえて力を入れた学習は「ニュースなどから専門的な知識を得る事」。

 田中さんは合格について「何回も落ちたので達成感がある」と話し、卒業後はホテルのコンシェルジュなどを目指してアメリカの大学に進学を決めている。またサミンさんは「2次のスピーチでつまずいてだめかと思っていたけど、合格の結果を見てうれしかった。今後は日本語検定や漢字検定などにも挑戦したい」と意気込み、「将来の夢はグローバル企業に就職して世界の文化を学ぶこと」と目を輝かせた。

 木藤校長は「1級合格はおそらく同校で初と思う。指導者レベルを超える力を持つ生徒たちは素晴らしい」とたたえた。

2017/11/26 のニュース

合格証書を見せる左からサミンさん、田中さん

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