「陽子線治療」を詳しく解説

成田記念病院放射線科部長/柳さんが講演/豊橋で公開市民講座

2017/12/04

 豊橋市羽根井本町の社会医療法人明陽会成田記念病院(成田真理事長)は2日、同病院3階大会議室で、放射線科の栁(やなぎ)剛部長による公開市民講座を開いた。(原田ひとみ)

 演題は「切らずになおす がん治療~陽子線とは何か~」。先月11日の豊川商工会議所に続き2回目となる。会場には、近隣住民ら約80人が訪れた。

 陽子線とは、放射線治療に使用する放射線の中で、「粒子線」に分類される新しい治療法。従来のX線に比べ、正常組織へのダメージを最小限に抑えてがんに作用するため、副作用を軽減できるという。

 栁部長は、その高い安全性や治療期間の短さなどから、「陽子線によって新しい根治治療としての選択肢を提供できる。難治性がんの征服も期待できる」と説いた。

 講演終了後は、質疑応答があり、参加者からは、「陽子線治療に向くがんはどこのがんなのか」などの質問が出た。また、先着10人を対象に、個別医療相談も行われた。

 明陽会は、2018年4月、同市白河町に、東海地区で民間初となる陽子線治療センターを開設する。同講座は、9日に蒲郡市民会館、1月13日に田原福祉センターでも、午後2時から開かれる。参加費無料。

 予約・問い合わせは、成田記念病院=電話0532(33)0033=へ。

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講演する栁部長(成田記念病院で)

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