完成まで「最短7年」

新文化会館建設/八幡地区のまちづくりに関する説明会で豊川市/イオンモールは未定も「文化会館より早く」/必要性や過疎地域化への不安の声も

2017/12/07

 豊川市は5日夜、市勤労福祉会館で、今年最後となる「八幡地区(名鉄八幡駅周辺)のまちづくりに関する説明会」を開き、105人が参加した。同地区にあるスズキ豊川工場と日立製作所豊川事業所が撤退したあとに整備・進出がそれぞれ計画されている、市文化会館とイオンモールについて、市民からの意見が相次いだ。その中で市は、新文化会館の完成には最短でも7年間かかると見積もった。

 「それぞれの施設はいつできるか」という市民の質問に竹本幸夫副市長が答えたもので、「(文化会館は)最短でもオープンに7年くらいかかると思う」と発言した。竹本副市長によると、スケジュールの流れは、2018年度に用途地域を変更。19年度から21年度の基本構想、基本計画、実施計画の策定を経て、22年度から23年度にかけて建設。順調に進めば、オープン時期は24年度が見込まれる。

 いっぽう、イオンモールについては「用途地域変更やスズキの解体スケジュールが示されていないので未定。文化会館が7年とすれば、それより早く完成させたいとは考えている」とイオンの担当者が話した。

 その他、市内商店街関係者はイオンモール進出による地元の中小小売業への打撃を訴え、「今生活しているものを見捨てないでほしい」と撤回を求め、竹本副市長は「見捨てるのではない。会議所に相談してやる気がある商店主が生き残れるようにしたい」と答えた。また新文化会館の必要性を問う質問や、地元スーパーが廃業になって過疎地域ができるのではないかという不安の声も上がった。

 市では11月から周辺住民に向けた説明会を開催。この日は市民全体を対象に開いた。今後も市民の意見を聞きながらまちづくりについて協議していきたいとした。

2017/12/07 のニュース

市民の質問に耳を傾ける行政担当者ら(豊川市勤労福祉会館で)

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