300首余を厳選 歌集初出版

短歌結社水甕の丹羽さんと田村さん/「短歌を身近に」本社で意気込み語る

2018/01/05

 短歌結社「水甕(みずがめ)」豊橋支社の丹羽智子さん(70)=豊橋市牟呂中村町=と田村昌子さん(75)=同市東田町=は、初の歌集をそれぞれ出版した。約40年にわたって残してきた1000首に上る歌から300首余を選んだ。2人は本紙文芸欄の常連でもある。「短歌を身近に感じてもらえれば。豊橋の短歌界をもっと盛り上げたい」と意気込んでいる。

 丹羽さんの歌集のタイトルは「牟呂町字作神」(角川書店)。丹羽さんが住む牟呂中村町の区画整理前の地名だ。いまは神社や公園などにその名を残すのみとなったが、この地で結婚生活を始めた丹羽さんにとって思い入れの強い地名だという。短歌を始めたばかりの45年前の歌や、現在も発掘調査が行われている地元の貝塚を詠んだ歌もある。

 田村さんは「自分がやってきたことの証しとして」歌集の出版を思い立ったという。タイトルを「せんにちこう」(角川書店)と名付けた。センニチコウ(千日紅)は春から秋にかけて1000日咲くことからその名が付いた。「庭の隅にひっそりと、強く咲いている。好きな花です」。何げない日常をモチーフに、自然豊かな地元や家族への思いを込める。

 2人の歌集は各2600円(税別)。それぞれ500部を発行した。

問い合わせは、丹羽さん=電話0532(31)5787=、田村さん=電話0532(52)4531=まで。

2018/01/05 のニュース

初歌集を出版した丹羽さん㊨と田村さん(東海日日新聞社で)

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