「楽焼」でこま犬仕上げ魔よけ願う

蒲郡の陶芸家・加藤隆生さん、えとの香合完成させる

2018/01/06

 蒲郡市神ノ郷町の窯元「安加比古(あかひこ)窯」の陶芸家、加藤隆生さん(52)が、えとの香合を焼き上げて各地に発送している。魔よけなどを祈願する、こま犬を約100体仕上げて、縁起物として販売している。

 香合は、茶席で香(こう)を入れる器として用いられ、置物としても利用される。加藤さんは「楽焼」の陶芸家。毎年末にえとの香合を制作している。

 こま犬は、語源が「拒魔犬」とする説がある。釉薬(ゆうやく)は、「難を転ずる」との意味合いを持つ南天釉を使い、新年の縁起物を完成させた。加藤さんは「難をよける置物として飾り付けてほしい」と話す。

 加藤さんは、祖父の初代「竹宝(ちくほう)」、2代目で父親の「晃楽(こうらく)」の跡を継ぐ3代目。ぬくもりや柔らかさが感じられる楽焼の伝統を踏襲しつつ、「隆生」として独自の感性を日々磨いている。

 香合の申し込みや問い合わせは=電話0533(68)6757=へ。

2018/01/06 のニュース

こま犬の香合を完成させた加藤さん(蒲郡市内で)

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.