新体育館早期建設を

「ボートレース案」利用団体が蒲郡市へ要望/自民党市議団は「現敷地内案」支持/蒲郡

2018/01/25

 蒲郡市の新体育館の建設について、体育館を利用するスポーツ協会の代表者らが24日、市長と市議長宛てに要望書を提出した。「ボートレース南東駐車場に一刻も早い建設を求める」などと訴えた。一方で自民党市議団は、防災や駐車場確保などの面から、現敷地内への建設を支持している。

 この日、バスケットや卓球など8協会の役員らが要望書を提出。「ボートレース場への建設に問題はない。現体育館は冷暖房設備もなく、大会を誘致できない」などと早期の建設を望んだ。稲葉市長は「新年度には費用を予算化していきたい。利用団体の声を重く受け止めて参考にさせていただく」と話した。

 新体育館の建設地は現敷地内と、竹谷町のボートレース蒲郡の南東駐車場が候補に挙げられている。市は、民間企業に両候補地の調査を依頼。「総合的に判断し、ボートレースの駐車場が適している」との回答が寄せられている。

 ■二つの候補地で意見が分かれる
 自民市議団は、現敷地への建て替えを訴えている。ボートレース蒲郡の駐車場は埋め立て地で、南海トラフ巨大地震の発生時には、周辺道路も含めて液状化が懸念される。市は、新体育館を防災物資の集積所とする計画だが、市議団は「液状化する地域では、防災施設として機能しない可能性がある」などと懸念材料をあげている。

 現体育館は、敷地内の駐車場に約100台を収容。満車になることが多く、遠征してきた大型バスの駐車スペースにも苦慮している。この日に要望書を提出した役員らは「広々とした駐車場を備え、使いやすさを考えれば、ボートレースの敷地が良いことは明らか」としている。

 自民市議団は、ボートレース案の新体育館では敷地内に159台、現体育館の敷地内ならば建設後に307台の駐車が可能と主張。今ある駐車場へ体育館を新設するため「現施設を利用しながらの工事が可能。総コストも5億3410万円分安くできる」などと、現在の敷地が適している面を強調している。

 緑町にある市民体育センターは、1968(昭和43)年に建設。耐震診断の結果「倒壊の危険性が高い」との結果が出た。市は検討会議を開き、候補地として現敷地への建て替えと、ボートレース蒲郡南東駐車場の2カ所に絞り込んでいる。

2018/01/25 のニュース

要望書を提出するスポーツ協会の役員ら(蒲郡市役所で)

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