干しイモ作り最盛期迎える

昔ながらの製法で1枚づつ丁寧に/田原

2018/01/27

 田原市の家庭で親しまれる伝統食の干しイモの生産が最盛期を迎えている。

 別名「ニンジンイモ」と呼ばれるサツマイモの栽培が盛んな渥美半島では、昭和の初めごろから保存食として干しイモを製造している。この時期、三河湾から吹き込む冷たい風にさらすと、凝縮した味わいに仕上がるという。

 昔ながらの製法を守る立岩新治さん(66)の加工場では、じっくりと蒸したイモの皮を1つずつ丁寧にむき、短冊状にして天日干しする作業に追われている。鮮やかな黄色のイモは日差しを浴びると1週間~10日ほどであめ色に変わるという。作業は2月いっぱい続く。収穫したイモは大きさや形で厳選するので4分の1しか使えず、今年は300~400キロを生産予定。「からっ風 田原の芋切」との商品名で「渥美半島たはらブランド」の認定を受けていて、豊橋駅の複合商業施設ココラアベニューの豊市(とよいち)で1パック600円(5個入り)で販売される。

 立岩さんは「ミネラルを多く含んだ三河のからっ風で干すことにより、甘みと旨味がぎゅっと詰まった干しイモができます」と話す。

2018/01/27 のニュース

蒸したサツマイモを干す立岩さん(田原市内で)

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