「酒でまちおこしを」

試飲会やツアー 独自の取り組みに注目/新城の酒店だわり屋・酒のリカプラ

2018/02/09

 新城市の酒店だわり屋・酒のリカプラ(鈴木則寿社長)が独自の取り組みで地域の活性化に貢献し注目を集めている。奥三河の酒蔵「蓬莱泉」など店主が気に入った全国各地の銘柄を取り揃え試飲企画を実施、毎年仕込み作業「酒絆会」を開き地元住民との交流も深めている。

 酒販店に13年間勤務し酒類を幅広く学んだ鈴木社長は、2008年に独立し酒専門店を始めた。

 約3年前の改装で倉庫風となった店内には、試飲カウンターを挟んで「ディスカウント」と「こだわり」のスペースを併設。日本酒やワイン、ウイスキーなど多彩な酒類が並び、「酒」をテーマに大型スクリーンを使いイベント、セミナーが開催されている。

 地元で「酒を使った街起こしを」と有力蔵元に働きかけ、2014年から全国の先陣を切って開かれる秋酒「ひやおろし」の試飲会「全国酒蔵巡り」を開催。全国新酒鑑評会で金賞受賞「一ノ蔵」や地元「蓬莱泉」など約50種類の銘酒を並べ、愛好家から大きな注目を集めた。

 試飲会は、奥三河の若手企業家や市町村職員らが実行委員会を立ち上げ、自治体やJA愛知東も後援するなど年々規模を拡大している。

 また、一般を対象に酒蔵「蓬莱泉」で仕込み作業を行い、湯谷温泉で試飲と宴会を楽しむツアーも好評を得ている。

 これらの活動が認められ、今年1月の優良経営食料品小売店等表彰で農林水産大臣賞を受賞。鈴木社長は「消滅可能性都市・新城市でも都会に負けない商売はできる。みんなで団結して地域を盛り上げたい」と話した。

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斬新な独自の取り組みで注目を集めるだわり屋・酒のリカプラ

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