2005/11/10
芋掘りを楽しむ学生たち(豊橋市下条西町の畑で)
豊橋創造大学短期大学部(豊橋市牛川町、佐藤勝尚学長)の幼児教育・保育科2年生が9日、同市下条西町の畑で芋掘り体験をし、青空の下で収穫の喜びを味わった。
必須科目の卒業研究セミナーの一環で将来、保育者として引率した時に役立つための実践的なことを学ぼうと昨年始まった。畑は豊川沿いの畑を借り、同科の教授が5月に500本の苗を差して世話をしてきた。
同日は2年生124人が参加。学生たちは、手やスコップで土を慎重に掘り、さつまいもが出てくると大興奮。虫に驚きながらも、大きないもに喜んだり、つるに何個もついた芋がとれると友だちに見せるなどし、夢中で自然と親しんだ。
鈴木裕子さん(20)は「子どもの時以来で、とても楽しかった。一生懸命にやる楽しさを子どもたちに伝えられるようがんばりたい」と話していた。
収穫したものは、同日の講義でスイートポテトにしたり、各自で持ち帰るなどした。