2005/11/19
生徒の感性の豊かさが表れたクッキングコンテストの作品(藤ノ花女子高校で)
藤ノ花女子高校(伊藤邦彦校長、生徒数1104人)の学園祭「藤ノ花フェスタ」は18日、同校で開かれた。今年は「絆(きずな)~団結し合える仲間と共に~」をテーマに、クラス単位の模擬店や催事アトラクションなど、多彩な催しが行われた。
その中でも毎年さまざまな創作料理で来校者を楽しませるのが食物科3年生によるクッキングフェスティバル。今年は「穀類たちのつどい」をテーマに2人から5人のグループに分かれ、23の作品が本館2階の家庭科室に並べられた。
米(米粉)やパン、パスタ、マカロニなどさまざまな穀類が、ウエディングケーキや城などに創作され、見た目も鮮やかで、生徒たちの想像力の豊かさを表す作品が目立った。
「afternoon tea」は平松美保さん、神取友美さん、川崎真央さんの3人が、穀類と野菜を使用したお菓子に挑戦した。平松さんは「入学したときに先輩たちの作品を見て、レベルの高さを感じました。そして私たちもその伝統を受け継いで行こうとも思いました。今回の作品は、特に野菜の苦味などを取り除くために何度も作りました」と話した。