好調のアジアで増収増益

国内と北米で減益/アーレスティの18年3月期連結決算

2018/05/16

 東京と豊橋に本社を置くダイカストメーカー「アーレスティ」(高橋新社長)は、2018年3月期の連結決算を発表した。アジアで好調だった一方、国内と北米では減益だった。

 通期の連結経営成績は、売上高1451億6700万円(前年度比6・2%増)、営業利益47億1800万円(同31・4%減)、経常利益44億3600万円(同29・1%減)、当期純利益34億5000万円(同25・3%減)となった。配当は14円で、上半期と合わせ26円とした。

 主要顧客である自動車メーカーの輸出が好調なことから、国内の受注量は増加。しかし、コスト削減が小幅にとどまったり、燃料費が上昇した影響などから減益だった。SUV販売が拡大する中国では、関連部品の受注が好調を維持して増収増益。北米ではエンジンの小型化により受注量が減少する中、生産性の改善にも遅れが生じて減益となった。

 19年3月期は、売上高1520億円(同4・7%増)、営業利益58億円(同22・9%増)、経常利益53億円(同19・5%増)、当期純利益36億円(同4・3%増)、通期配当26円を予想している。

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