33回生の卒寿を祝う

惜しまれつつ最後の同窓会/旧狭間小

2018/05/18

 太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年度に卒業した豊橋市の旧狭間小学校の33回生21人が16日、市内のホテルで同窓会を開いた。卒業生は数え年90歳。互いの卒寿を祝い、思い出話に花を咲かせた。

 会では、昭和19年ごろの学校周辺の地図や過去の同窓会の写真などが配られ、参加者らは記憶をたどりながら当時を懐かしんだ。幹事の山川友一さん(88)=豊川市伊奈町=は「懐かしい顔に話が弾む。時間が許す限り歓談して」と呼びかけた。会の締めくくりに全員で校歌を歌い「若き狭間の我が健児」と声をそろえた。

 狭間小は1909(明治42)年創立。現在の駅前大通の旧名豊ビル裏に位置し、45年の戦火で全焼。1949(昭和24)年に廃校となり、松山小に統合された。

 松山小に「学籍簿」が残されていることを知った山川さんは、これをもとに同窓会名簿を作成。連絡が取れた120人と71年に第1回同窓会を開いた。

 以来、数年おきに開催してきたが、会員の高齢化に伴い、今回を最後の同窓会と決めた。山川さんは「みんな楽しみにしてくれているが、次の約束ができない年になった」と名残惜しそうに話した。

 遠くは千葉県八千代市から参加した女性や、グループホームから駆けつけた女性、車いすに乗って訪れた男性もおり、同窓会の終了を惜しんだ。

2018/05/18 のニュース

出席した卒業生

校歌を歌う山川さんら

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.