譲渡制限付株式報酬制度を導入

役員報酬見直しでアーレスティ

2018/06/04

 東京と豊橋に本社を置くダイカストメーカー「アーレスティ」(高橋新社長)は、これまでの役員報酬制度を見直し、「譲渡制限付株式報酬制度」を導入する。

 基本報酬に加えて支給される譲渡制限付株式報酬は、中長期の業績に連動する「業績連動型譲渡制限付株式」と、一定期間役員を務めることを条件に支給する「勤務継続型譲渡制限付株式」で支払う。

 「業績連動型」では、3年ごとに策定する中期経営計画の初年度に、役職に応じた譲渡制限付株式を支給。目標の達成度合いや業績を評価し、それに応じた株式について譲渡制限を解除する。監査等委員を除く取締役と執行役員が対象となる。

 「勤務継続型」は、従来の株式報酬型ストックオプションに代えて導入。役職に応じて譲渡制限付株式を支給し、役員退任時または支給から30年後に譲渡制限を解除する。社外を除く取締役が対象。

 20日開く予定の定時株主総会と取締役会で正式に決定する。

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