新しい施設園芸を提案

トヨタネ、大仙、デンソー/「GPEC2018」共同出展

2018/07/12

共同で出展されたブースをながめる訪れた人(トヨタネ提供)

 次世代型施設園芸を開発した、豊橋市の農業資材の「トヨタネ」と、施設園芸の「大仙」、刈谷市の自動車部品メーカー「デンソー」の3社が、東京ビッグサイト(東京都江東区)で11日から始まった国内最大級の施設園芸・植物工場の展覧会に出展した。

 3社が開発した次世代型施設園芸は「プロファームTキューブ」。トヨタネの栽培技術と大仙の専用ハウス、デンソーの環境制御技術が融合して開発された。

 展覧会「GPEC(=ジーペック)2018」には、3社が共同でブースを出した。会場では担当者がプロファームTキューブの開発経緯や、「気流をデザインする」というテーマと各社の開発目標をスライドで説明。天窓をなくした半閉鎖型ハウスの特徴をわかりやすく解説した。

 プロファームTキューブのTは、立ち上げる合弁会社「トリシードアグリ」の頭文字。ハウスから付帯設備、環境制御装置、栽培システムまで一式という特徴を立方体のキューブに込めたなどと、その由来も紹介していた。

 ブースを訪れた豊橋市の生産者は「とても画期的。実現すれば農家のさまざまな悩みも解消されるだろう」と話していた。

 また、セミナーも開かれ、同じ内容の説明があり約100人が集まって満席となった。セミナーは12、13日も正午から開かれる。

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