難民の子どもに服を

「ファーストリテイリング」豊橋中央高で出張授業/「『届けよう、服のチカラ』プロジェクト」

2018/07/20

 難民の子どもに服を―。ユニクロやジーユーを展開する「ファーストリテイリング」の出張授業がこのほど、豊橋市鍵田町の豊橋中央高校であった。2009年から取り組んでいる「『届けよう、服のチカラ』プロジェクト」の1つで、着なくなった服を回収し、必要とする子どもたちに届ける活動をしている。

 講師はファーストリテイリング社員の武田良栄さん。「どうして私たちは服を着るのか」と呼び掛けた。「服を着る意味が命や人としての尊厳を守る『「服のチカラ』にある」とし、「そのチカラを難民に届けたい」との趣旨を説明した。

 難民は世界に約6500万人を超える。半数は子どもで十分な服を持てていないと実態に触れ、子どもに服を届ける重要性を説いた。

 受講したのは生徒ら約50人。生徒からは「プロジェクトは他国でも行っているのですか」などの質問が出た。

 豊橋中央高は、4年前から、不必要となった子ども服を集めている。回収された服はユニクロなどを通じて難民の子どもに届けられている。

 生徒の1人、豊田儀樹さんは「自分たちの活動が世界に届いていると実感した」と感想を述べた。

 ファーストリテイリングによると、プロジェクトには2017年で全国から322校、約3万600人が参加し、アメリカや韓国でも加わっている。

2018/07/20 のニュース

講義をする武田さん

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