空き店舗が減少傾向

豊橋駅前/新規出店促進図る―市の補助一定の効果?/「隠れ空き店舗」利活用が中心市街地活性化カギに

2018/08/16

 豊橋駅前の空き店舗が、ここ数年で減ってきている。出店を促す補助制度が一定の効果をもたらした格好だ。ただ、街なかの店舗数が減っているとのデータもあり、中心市街地の活性化には課題が残りそうだ。

 豊橋まちなか活性化センターが豊橋市中心部を対象に行った調査によると、2017年度の空き店舗は87件。5年間で20件減った。特に豊橋駅周辺は飲食店を中心に出店希望者が多く、ある店が撤退してもすぐ次の出店者が決まるという。

 名豊ビル跡地の再開発に伴い、集客を当て込んで近隣の水上ビルなどでは空き店舗が減る傾向が顕著になっているとされる。

 これらの新規出店を後押しするのは、市などによる補助制度だ。街なかに出店する意欲のある事業者に対し、市は店舗の賃借料を3年間、上限付きで補助する。上限額は1年目の150万円を皮切りに徐々に補助率を減らし、出店者の自立を促す。中心市街地で新規創業する場合、50万円を上限に改装費の助成を受けられる制度も用意した。

 空き店舗が減っているにもかかわらず、中心市街地の店舗数も13年度からの4年間で36件減少した。廃業後の店舗を貸し出さず、そのまま住居として使うケースが目立つという。空き店舗にはカウントされないが、まちの活力は失われ商店街はシャッター通りと化す。

 こうした“隠れ空き店舗”を、どう利活用するのか。豊橋駅周辺の活性化に向け、クリアしなければならない課題といえそうだ。

2018/08/16 のニュース

にぎわう豊橋駅前の広小路通り

出店希望者が増えているという水上ビル

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