サーフィン世界大会前テロに備える

消防隊員ら非常時に備え「特殊災害対応訓練」実施/田原

2018/08/18

 テロ災害に備え、東三河各市の消防本部などは17日、田原市池尻町の海岸で「大規模特殊災害対応訓練」を行った。9月15日から市内で開かれるサーフィンの世界大会を前に、警察や消防など8機関約150人が、連携を深めて非常時に備えた。

 訓練は、海岸沿いの建物に化学薬品が散布された想定で行われた。東三河の各消防本部は「応援協定」を結んでおり、各市から派遣された隊員は、防護服を着て搬送や除染作業を行った。警察署は立ち入り規制や化学剤を特定する捜査にあたった。

 消防は特殊災害の発生時に、危険区域を定める。各隊員は「ホット」、「ウォーム」、「コールド」の3区域に分かれて活動する。訓練では参加者に負傷者の人数やテロの内容を周知しない「ブラインド訓練」として行い、対応力を高めた。

 田原市消防署の岡本長佳署長は「大規模な災害時は、各機関の力を結集して頂きたい」と講評した。

 サーフィンの世界大会「ワールドサーフィンゲームス」は9月15~22日まで、赤羽根町の海岸で開催。期間中は、世界各国から約4万人が集まると想定さる。

 市消防本部は大会期間中、救急や救助活動を担う特別隊を編成。会場近くの赤羽根分署に拠点を置き、海難事故や救急搬送などに備える。

2018/08/18 のニュース

救助活動に励む隊員ら(田原市池尻町で)

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