幽玄の美 堪能

新城薪能 会場沸く/狂言「梟山伏」「二人袴」なども披露/「秋が来る」―季節の移ろい実感の声も

2018/08/19

 新城市で古くから受け継がれた能楽を演じる第29回新城薪能(同市、市教委主催)が18日、新城文化会館小ホールで開かれた。市内の新城能楽社や新城狂言同好会、東三喜多会の計40人余りが能や狂言を披露。ホールを埋めた多くの市民が伝統芸能を堪能した。

 新城薪能は会館完成の1990年を機に始まった。シテ方、ワキ方、囃子方、狂言方すべてが素人というのは、全国200カ所ほどで行われている薪能ではほとんど例を見ないとされる。

 この日は、能の「葛城」、狂言の「梟山伏」「二人袴」のほか、「仕舞」「連吟」なども披露され、会場から大きな拍手が送られた。ユーモアあふれる狂言では、大きな笑いや拍手が起こった。

 毎年欠かさず来ているという市内乗本の梶村昌義さん(77) は「薪能を迎えると新城に秋が来るなあとしみじみ思う」と話し、最後まで楽しんでいた。

 新城薪能は、後継者不足が課題となっており、現在演能者募集中。流派や経験は問わない。

 問い合わせは、新城市教育委員会生涯共育課=電話0536(23)7639=へ。

2018/08/19 のニュース

能「葛城」の一場面(新城文化会館で)

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.