本番間近で練習に熱

先人の意思や水の大切さを伝える/豊川用水通水50周年の演劇「迸る!」

2018/09/05

 豊川用水通水50周年を記念する演劇公演「迸(ほとばし)る!」が22日から、穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールや豊川市御津文化会館ハートフルホールで行われる。本番まで1カ月を切り、出演者たちは豊川市内で練習に励んでいる。

 話の舞台は、豊橋市二川の老人施設。1人の老人が行方不明になり、捜索に出た介護士が豊川用水にまつわる人間模様を見聞きする。幼年期に水不足で苦労した日々の暮らしなど、用水に関わる物語を東三河の演劇人が演じ、用水や水道、農業の歴史を分かりやすく伝える。

 練習は4月から始まり、出演者11人が演技を磨いてきた。今月に入ってからは舞台や音響、照明、大道具などのスタッフが加わり、総合的な仕上げの段階に入った。

 「舞台を広く使って動いて」。今月上旬、練習拠点の豊川市御津生涯学習会館で行われた稽古では、演出家の城田文孝さん(63)が、役者に細かく指示を出していた。「道具を使ったり音響と合わせたりするのは始めたばかりなので、今からが勝負」と話した。

 そのうえで「豊川用水の通水には多くの人たちのさまざまな思いがあった。そのことを若い世代に伝え、水の大切さも分かってもらえるような作品に仕上げたい」と意気込んだ。

 PLATでは22日午後2時と同7時、23日午後2時の計3回公演する。チケットは指定席が3000円、自由席が2500円(いずれも当日は500円増し)。高校生以下は1500円。

 ハートフルホールでは、29日と30日のいずれも午後2時からの2回公演。チケットは2500円(当日は500円増し)。24歳以下は1000円。それぞれの会場で取り扱う。

2018/09/05 のニュース

演出家たちの前で動きの確認をする出演者たち

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