企業と学生の懸け橋に

人口流出歯止め役割増す東三河広域連合/交流会など企画/中小企業の人材確保後押し

2018/09/05

 東三河の人口流出を食い止めるうえで、東三河広域連合の役割が重要性を増している。中小企業の人材確保策を、広域的な視点から後押しする。企業と学生の懸け橋となり、地域経済の活性化につなげようとしている。

 就活戦線で学生有利の「売り手市場」が続くなか、東三河の中小企業は若い人材確保に苦戦している。まずは企業の魅力を学生に知ってもらい認知度を高めようと、同連合と豊橋市は今年1、2月、豊橋技術科学大とタリーズコーヒー豊橋駅前店で、大学生と企業関係者の交流会「まじカフェ」を初めて開いた。
 企業関係者のテーブルをドリンク片手に普段着の学生が巡り、興味のある企業の説明を聞くスタイル。大規模な企業説明会とは違った雰囲気で、リラックスして話ができるとして双方に好評を博した。計10日間で主催者の予想を上回る88社が参加し、訪れた学生数は191人にのぼった。

 今年度の「まじカフェ」は、今年2月に同じような内容で蒲郡市が市内の愛知工科大で行った企画も取り込み、東三河広域連合の主催で開く。東三河全体のくくりで選択肢を増やし、広域による相乗効果を狙う。豊橋技科大とタリーズコーヒー豊橋駅前店、愛知工科大に加え愛知大豊橋校舎と豊橋創造大も新たに会場にする予定だ。

 豊橋技科大では10月25、26、29、30、31日の午後6時~7時50分に同大附属図書館で開く。同連合は参加企業を募集している。東三河に本社や事業所がある企業・団体が対象で参加無料。9月19日までに申し込む。参加企業が決まり次第、10月上旬をめどに学生からの面談予約を同連合のホームページで受け付ける。

 若者の地元定着に向け、同連合は長期戦も織り込み済み。天野広一・総務課長補佐は「1~2年で見違えるように良くなるとは思わない。まじカフェの回数を重ねて地元企業のことを学生に知ってもらえたら」と話している。

2018/09/05 のニュース

今年1月に豊橋技科大で開かれた「まじカフェ」

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