遭難者想定し山岳救助訓練

隊員間の情報共有など効率化確認

2018/09/13

 山の事故に備えて、豊橋署が12日、山岳遭難救助訓練を、市内の多米東町の豊橋自然歩道内の太田峠跡付近で行った。

 訓練は、登山中に1人が行方不明になり、崖下に転落し、歩行が困難になった状況で発見されたとの想定で行われた。

 参加したのは署の山岳救助隊と駐在所員ら計25人。ロープレスキューでロープにつかまって下りたり、山岳遭難者を担架で引き上げたりするなどした。

 隊員らは、遭難者に「大丈夫ですか」と声を掛けながら、体にロープを結び、約15メートルの崖下に下りた。その後、崖上との連携を取りつつ遭難者を担架に乗せ「引け!」の掛け声とともに担架に結んだロープを引っ張り、救助した。

 訓練後、災害救助指導員は「ロープ作製や隊員間の情報共有など、まだ効率化できる点は多い」と講評を述べた。

 今年5月に市内の岩崎町の葦毛湿原で、登山者が行方不明となる事案が起きている。

 また、同署員が豊橋自然歩道で「山の事故に注意!」と書かれたチラシなどを登山者に約20部配り、注意を呼び掛けた。

2018/09/13 のニュース

ロープで担架に乗った遭難者を救助している隊員ら(豊橋自然歩道内の太田峠跡付近で)

山の事故への注意喚起のチラシを配る署員(豊橋自然歩道内で)

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