「最先端技術の研さんを」/代表取締役社長に三浦裕司氏

紅久商店

2019/08/31

 金属リサイクル業の紅久商店(本社=豊橋市神野新田町)の代表取締役社長に、三浦裕司氏(58)が8月27日付で就任した。就任に際し、三浦氏は「江戸時代の創業以来続く長い歴史と信頼を大切にしながら、最先端の高度なリサイクル技術の研さんに努める」と意気込む。

 歴史ある企業のトップに就いたことについて、「先人らの情に厚く人との縁を大切にする経営方針を継承していく」としつつ、「時代の変化に対応した高度なリサイクル技術の追求と高品位なリサイクル原料の製造、さらに販売先、仕入れ先のニーズに応えられる現場力のある企業を作り上げていきたい」とのビジョンを示す。

 近年は、特に環境負荷低減に努め、社会貢献でも業界をけん引する。資源循環や環境負荷の低減に取り組む企業・団体として、県環境賞の銀賞を2017年に受賞。2020東京五輪・パラ五輪の「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に事業者として参加する。「この仕事が好き。一生懸命仕事をすることで、廃棄物から資源が生まれる。仕事と社会貢献が連動している」と自負する。

 1961(昭和36)年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、阪和興業(大阪府)を経て、1988(昭和63)年に紅久商店に入社した。1995(平成7)年に取締役、2007年(平成28)年から代表取締役専務。

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