効率的な配送や取引エリア拡大

紅久商店が中村金属興業を子会社化で浜松に進出

2020/01/07

子会社化した中村金属興業(提供)

 金属リサイクル業の紅久商店(本社=豊橋市神野新田町、三浦裕司社長)は、鉄・非鉄原料リサイクルを手がける浜松市西区の中村金属興業の全株式を取得し、完全子会社化した。浜松市には初進出で、社長には三浦氏が就任した。株式の取得日は、昨年12月18日付。

 中村金属興業は、1937(昭和12)年創業で、従業員数18人。東名高速道路の浜松西インターチェンジから車で5分以内の工業団地内に立地。豊橋からのアクセスも良好で、土地柄、金属スクラップが多く発生する地域にある。

 子会社化することで、グループとしての相乗効果が生まれ、効率的な配送や取引エリアが拡大し、収益力アップが期待できる。

 三浦社長は、「このたび縁あってM&Aすることとなった。トピー工業様をはじめとする鉄鋼メーカーや鋳物メーカーへの原料確保の拠点としてグループ展開していきたい」と話している。

 紅久商店は江戸時代に紅花商として創業。1902(明治35)年に金属リサイクル業を開始した。1958(昭和33)年にトピー工業の前身、東都製鋼豊橋鉄鋼所の開設に合わせ、指定直納問屋として原料納入を始めた。現在、東三河に4工場があり、社員数は約70人。

三浦裕司社長

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