豊橋創造大で2学部開設式典

2006/05/21

大勢が出席して開かれた開設式典(豊橋創造大学で)

 豊橋創造大学(佐藤勝尚学長)で今春に開学したリハビリテーション学部と情報ビジネス学部の開設式典は20日午後1時30分から、同大学体育・文化ホール2階アリーナで、来賓や学部生など約750人が出席し開かれた。式典後は記念講演会が行われた。スポーツジャーナリストの二宮清純氏が「二十一世紀に求められるリーダーシップ」をテーマに講演した。

 リハビリテーション学部は同大学短大部が築いてきた保育や福祉教育の伝統を受け継ぎ、これからの高齢化社会や市民の健康増進を考え実践する場として、情報ビジネス学部はこれまでの経営情報学部メディア・ネットワーク学科と経営情報学科の2学科を統合して改組したもので、両学部とも時代のニーズを考えたものになっている。

 式典で佐藤学長は「大学の開学から10年を経て2学部体制でスタートします。学生たちには可能性を見いだせる場、知識を獲得する場、さまざまな技術や経験を研さんする場でありたいと決意を新たにしております」とあいさつした。

 伊藤昭彦藤ノ花学園理事長から教育施設研究所、鹿島建設名古屋支店、神野建設に感謝状が送られ、日本私立大学協会副会長の小出忠孝・愛知学院大学学長は「時代の進展に即した私学精神あふれる学園。世界に向けての情報発信を期待する」と祝辞を述べた。

 次に、植松大喜さん(リハビリテーション学部)と朝倉久美子さん(情報ビジネス学部)が「自ら学ぶ姿勢で前向きに挑戦し、新しい時代を切り開くことのできる人間になるよう全力を尽くします」と宣誓した。

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