尾車部屋の力士が豊橋のたかくら幼稚園に

2006/07/04

思い切って力士にぶつかる園児（豊橋中央高校体育館で）

　たかくら幼稚園（高倉宣夫園長、園児数２２６人）は３日、大相撲名古屋場所（９日初日）に向け豊橋市羽根井町を拠点にしている尾車部屋（尾車浩一親方＝元大関琴風）の力士３人を招いて交流した。約２０年続く恒例の行事になっており、園児らは間近で見るおすもうさんに大はしゃぎだった。

　この日来園したのは、穂高（２６）、森下（２５）、富士ノ風（２９）の３力士。自己紹介後に行われた質問コーナーでは園児から「食事の時間は何時からですか」「どうして体がそんなに大きいのですか」「何時に寝て何時に起きますか」の問いかけに「朝ごはんはなく、お昼と夕方（午後６時）の２回です」「好き嫌いなく何でも食べるからです」「午後11時ごろに寝て、朝は５時に起きます」とそれぞれ答えていた。

　年長組と年中組は６、７人グループで力士と相撲をとった。初めは怖がっていた園児も、次第に思い切ってぶつかっていくようになった。女の子グループの中には力を合わせて力士を寄り切る場面もあった。

　会場の豊橋中央高校体育館には大勢の保護者が詰め掛けた。園児とともに力士との交流のひとときを楽しみ、ビデオやカメラの撮影に大忙しだった。