桜の季節
第4章 80回
2020/09/20
松井武蔵の活躍が期待される
ウインターカップ県予選を目前に控え、一足先に26日から中学生の新人大会が開幕する。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、中学生にとっては最後の夏の大会が中止となり、モヤモヤした気持ちで部活動を終えた選手たちが多い。8月に代替大会のフェニックスカップが開かれ、とりあえず区切りはついた格好だが、本当の意味での「真剣勝負」を経験していないため、特に、3年生は高校での活躍を望んでいる。
新人大会は、男子19校と女子15校が豊橋市内大会に出場。水越悠太監督が率いる桜丘中は、1回戦で本郷中と対戦、2回戦では青陵中との戦いに挑む。女子は、初戦で東陽中、準々決勝は羽田中と対戦することが決まった。
東三河大会には、男女とも上位3校が出場する。特例で今大会は3Q制が適用されることになり、桜丘中は1回戦から勝ち進むと1日3試合を戦う過酷な試合日程になる。
創部2年目の新鋭チームがどこまで互角に戦うか分からないが、松井武蔵を軸に格上相手でもひるまず積極的に攻め込みゴールを狙ってほしい。
さて先日、桜丘では中学生による交流大会「ピンクデビルズカップ」が実施された。東三河地区をはじめ、名古屋地区や西三河地区など県内の各地からたくさんのチームが集まり、1日を通して白熱の激しい攻防戦を繰り広げた。
昨年に続き開催された大会では、男子バスケ部の選手がオフィシャルを務め、選手のサポート役として大会運営を行った。今大会には桜丘中も出場して熱い試合を見せた。
三遠ネオフェニックスやシーホース三河、Fイーグルス名古屋など、Bリーグジュニアチームも熱戦を展開した。