景気の底打ちから脱却

豊川信金が7~9月期の景況調査

2020/10/27

かわしんレポートふれあい10月号

 豊川信用金庫(半田富男理事長)は7~9月期の景況をまとめ、「かわしんレポートふれあい」(10月号)に掲載した。全業種の業況判断指数(DI)は、前期(4~6月)から2・8ポイント改善されてマイナス48・4となり、景気の底打ちから脱却したとみられている。

 製造業のDIはマイナス58・0(前期比1・1ポイント上昇)、非製造業はマイナス40・3(同4・1ポイント上昇)と、やや改善。景気は個人消費に一部足踏みがみられるものの、輸出や生産に持ち直しの動きがあり、全体的には持ち直している。

 来期(10月~12月)の見通しでは、全体で改善を見込んでいる。景気の先行きは依然厳しいものの、政府などによる各種政策の経済効果で、緩やかな回復傾向が予想される。

 一方、新型コロナの第3波発生を想定した慎重な対策も必要とみられ、自治体による商品券事業やGOTOキャンペーンなどの施策による消費者マインドの回復が期待されている。

 豊川信金では中小企業382社を対象にして面接・聞き取り調査をし、その結果を景況レポートにまとめた。

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