車いすの基本操作学ぶ

2006/10/25

校外で車いすを体験する生徒ら

 藤ノ花女子高校(伊藤邦彦校長)3年生を対象にした家庭看護、福祉授業「車いすの基本的操作方法の習得と体験学習」を実施した。同体験学習は23日が普通科3クラス94人、24日は生活情報科4クラス140人が実践した。

 家庭看護、福祉授業は生活情報科が平成10年から、普通科は昨年度から始まっている。今回は「東三河人にやさしい街づくりアドバイザーグループ」を講師に迎え、柳原伸行代表らが車いすの操作方法などを説明し、校外に出て路上を体験した。

 学校を出た一行は、東田郵便局やあいトピア(豊橋市総合福祉センター)、桜ヶ丘公園などを回った。生徒が座り、別の生徒が押す車いすは、通行人や自転車、横断歩道など、何気ない状況が、それぞれ困難な状態をもたらす。

 車いすに座った生徒は「道が平たんでないため、慎重に操作しないと斜めに進んでしまう」、また車いすを押した生徒は「何度も少しずつ方向を変えなければまっすぐ進まない」とそれぞれ話し、車いすの操作だけではなく、社会的弱者に対する環境整備の少なさを実感していた。

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