「豊座」に神野サーラ社長

2006/12/18

駅前再開発ビルについて説明する神野社長

 豊橋の中心市街地におけるまちづくりや建設中の駅前再開発ビルの活用方法などについて市民が話し合う「豊座」の第1回講座が16日、同市駅前大通、名豊ビルで開かれた。サーラコーポレーション(神野吾郎社長)による豊橋・東三河元気化プロジェクトの一環として、魅力あるまちづくりに向けた意見が交わされた。

 まちづくりに携わる団体や駅周辺の商店街などから21人が参加。冒頭で神野社長が「ビルの建設だけでは、にぎわいは訪れない。できるだけ多くの人の意見を聞いて、まちづくりに生かしたい」と開催趣旨を話した。

 第1回は、駅前開発ビルの概要を説明したあと、人々が歩きたくなるまちについて意見交換を行った。市民は非日常的な期待感を抱いてまちなかを訪れる一方で、現状はその魅力に乏しい点などが浮かび上がった。

 対象とする年代や層を住み分け、エリアごとに特徴を出すことで全体がにぎわうのでは―といった意見のほか、駅前を象徴するような待ち合わせスポットの創設や休憩場所を増やすなど、まちの回遊性を高めるためのアイデアが飛び交った。

 「豊座」は今後も継続的に開かれ、08年8月開業予定の駅前再開発ビルの活用方法などについても話し合っていく予定でいる。

2006/12/18 のニュース

駅前再開発ビルについて説明する神野社長

有料会員募集

今日の誌面

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP