感謝込め針供養とひな祭り

2007/02/27

豆腐に針を刺す生徒(藤ノ花女子高校で)

 藤ノ花女子高校(豊橋市老松町、伊藤邦彦校長)は26日、同校藤翔館で針供養・ひな祭りを開いた。同校創立以来続く伝統行事の1つで、全校生徒をはじめ、藤ノ花学園の伊藤昭彦理事長なども出席、針に心を込めて感謝した。

 壇上には7段のひな飾りや針祭壇を設け、針供養では、生徒会役員たちが祭壇に豆ご飯やむつひつ汁(ニンジン、鶏肉など6種が入る)などの膳やお菓子を供え、折れた針を豆腐に刺した。その後、生徒会長の志波加織さん(2年)が「私たちにとってあなたたち針はなくてはならない大切なもの。和裁や洋裁に励んだ私たちの糧となり、心ともなったあなたたちの御霊に反省と深い感謝をささげます」と述べ、全員で「供養塚の歌」を歌った。

 また、ひな祭りではひな壇にちらし寿司(ずし)や潮汁などを生徒会役員が供えた。伊藤校長は「ことしも開催できることを皆さんと喜びたい。本校の伝統行事の1つなので、いつまでも行っていきたい」とあいさつした。

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